ブラックホール編Vol.1~ブラックホールとは~
今回はブラックホール勉強ログ1回目なのでブラックホールとは何かについてかきます。
ブラックホールを簡単に言うと…
『ブラックホールとは、とっても大きい質量を持つ星が自分の重力で縮小し、縮小する前と同じ質量にも関わらずとっても小さくなってしまった星』
です。
例えば地球をブラックホールにしてみるとしたら、(そんなマッドサイエンティストがいないことを願う)地球を半径2,3cmの粒におしこめよう。そうすれば地球は瞬く間にブラックホールになれます。
もう少し専門的に表現してみますね。
まずは用語説明。
・質点-----質量が存在する点
球体ならば球面があるように通常面が存在するが、質点は面がない。
ただの点。
次に下線部について。
恒星は核融合を起こしています。
「恒星?」「核融合?」となった人のためにここでたとえ話。
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学校から帰ってきたK子ちゃんはお腹が空いたのでおにぎりを食べました。
しばらくしたある日、身体検査でK子ちゃんは身長が伸び、体重も増えたことがわかりました。
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この例はまさに恒星と核融合について述べています。
K子ちゃんが恒星、おにぎりを食べることを核融合としてみます。
K子ちゃんがおにぎりを食べて成長したように、恒星は自分を形づくっている原子を融合(I have a pen...I have an apple...uhh apple penというノリで。) させて成長していきます。
しかし、全ての原子を核融合させてしまうと、ー成長しきってしまうとー 自分の重力でつぶれてしまいます ー体重が増えすぎてー 。
これを重力崩壊と言います。
重力崩壊した星でも、重力が大きければ大きいほどブラックホールになりやすく、ブラックホールになりきれなかった星は中性子星になります。
ブラックホールか中性子星かは重力崩壊するまでの「体重」の大きさに寄るんですね。
話を戻すと
ブラックホールとは、自己の重力に耐えきれずに重力崩壊した星。
となります。また、ブラックホールは面を持たない星なので質点とも言えます。
質点であることが他の星とどう違うかはまた次の記事で…!